平成28年6月より、設計・工事監理をしていました吉野町緑地内にある公衆便所が、3月31日完成しました。
隣接する吉野町煉瓦倉庫が美術館を核とした文化交流施設として整備され、また、中央弘前駅周辺の整備事業により利用者が大幅に
増加することを踏まえ、計画されました。
これから整備される煉瓦倉庫の景観に影響せず、かつ吉野町緑地に調和させる必要があったため、あえて無彩色である白を基調とした
外壁となっています。
車いす利用者、高齢者、小さいお子さん連れに配慮し、正面腰壁内側には水飲み場・一体型のベンチを設け、男子トイレ各ブースにも
ベビーチェアを設置、女子トイレ内には、幼児用手洗い、ベビーシート、ベビーチェア、フィッティングボードが設置されています。
構造:壁式鉄筋コンクリート造
外壁:磁器質モザイクタイル一部コンクリート打放し透明防水材